政治家は公僕であるはずです。
ところが「政治家先生でござい」となる人が後を絶たない。
のぼせ上がるな!と言いたいです。
当会は「救民」をかかげるくらいですから、政治とは民のためにあると信じています。
今後政治家を志すかたは、今回の記事のような議員には絶対ならないでいただきたい。
よく政務活動費などの小金をちょろまかす議員は居ます。これも市民の血税であることを理解してたらできることではなく、ゆるんでいてくだらない議員なのですが、しょせんそれどまり、
それよりも心底許せないのが議員特権で私利私欲で市民の声を潰したり、圧力をかける議員です。
現在の大阪維新ではこのような事例が多々ある。
この中でも上記にあげたような特に許せない事案が3つある。
●森友学園の公園不法占拠を廃そうとしたら殴り込んだ維新議員
あの森友学園が運営する淀川区の塚本幼稚園が体育の授業でラグビー等をするとし、隣接する新北野公園を占拠していたが、
市は、公園で他人に危害を及ぼす恐れがあるボール遊びを条例で禁じ、催しの際には事前に市に届け出るよう規定。苦情が出て、市は対策。
すると市側が幼稚園に出向き説明を行う際、維新の当時市議の村上栄二(東淀川区選出)、市位謙太市議(淀川区選出)が説明会に途中から現れ圧力。
入るやいなや「担当所長の顔と名前を一致させに来た」と言い放ったそうである。
村上の当時のBlogには「強行したら絶対にお前ら潰すからな」「文教経済委員会で名指しでお前らを質疑で出すからな」等々信じられない暴言が自慢げに語られている。
●陳情書をゴミ箱に捨てた都島区の市議
都島区の井戸正利市議は、市民から受けた陳情書を聞き入れる必要無いものだとし、ごみ箱に捨てるパフォーマンスをし、その写真をBlogにアップ。
「机の上に山積していたのが片付いた。あとは焼却処理あるのみ」と書き込み、ゴミ箱に陳情書を捨てた写真を掲載しています。いくら自分の意見と違っても、1つ1つ大事な送って頂いた意見です。陳情して、こんな扱いは無い。
以下のサイトにも詳しくあるが、陳情書には住所氏名といった個人情報も書かれており、こんな処理はありえない。
ついでに言えばこの井戸市議にはこんなスキャンダルものちに報じられている。
田辺信広大阪市議(東住吉区)が、同僚の本田リエ市議(城東区)の足の裏のにおいをかいだり、体を抱きしめて本田氏の首筋に舌をはわせようとしたりしている写真や、井戸正利市議(都島区)が本田氏の胸を触っている写真
●徳村さとる(鶴見区選出府議)による鶴見区民恫喝事件
鶴見区選出の徳村聡・府議が自身のビジネスに邪魔と、知り合いを暴行し、保育園開設を潰し、他にも議員の立場で圧力をちらつかせ脅迫したという一連の事件。
徳村の恫喝音声が録音され、MBSのVOICEが報じたのでお知りの方もおられようが、すさまじい恫喝が記録に残っている。
当時報じられた内容を、市民オンブズマンのたかひら正明氏が書き起こしてくれている。
鶴見区諸口ににて「もろぐち保育園」を、同区横堤にて「よこづつみ保育園」を運営する社会福祉法人敬愛会が経営する小規模保育施設の開所が、
横堤の鶴見区で通りに面したテナントで決まっていたのだが、徳村はテナントオーナーに働きかけ保育園新設を白紙にさせる。
代わりに同級生の経営する「とくはらクリニック」という整形外科を入れる。
なぜこんなことをしようとしたか?
併設して徳村さとる府議の妻が経営する薬局もセットで入居し、儲けようとしたのである。
整形外科は院内処方で、患者を回さないように変更する。
すると徳村は激高し、2017年1月21日の鶴見区医師会新年会に来賓として呼ばれた機会に同級生でもある整形外科医に対し、衆前で罵倒し、さらには暴行し全治四週間の怪我。刑事告訴を受ける。
番組では暴行された整形外科医の取引先の従業員に対してのドスの効いた恫喝音声が公開される。その内容が酷い。
「あんたがこの流れ作ったんやぁ!」「その責任はどないなってんねん一体!」
「これは、会社対徳村聡の戦いになるから社会を揺るがすことになる」
「いかなる行政指導無しにはやっていかれへんねん」
「それかてよう覚えといて。それを分かってんのかと俺は思っとんねん」
「貧乏しても守らなあなんもん…それはメンツや」
「2万1600人の大阪府鶴見区民の思いを込めてバッジ、今は4年間、そのうちの半分預からせて貰ってんねん」
「俺がナメられたら、この鶴見区民がナメられてると解釈すんねん」
「こんな話したないねんけどさぁ、俺さぁ、オマエなぁ、労働のこと結構携わらせてもろとんねん。」
「で、商工労働部てあって、そこでな、衝撃的な事実が出てんねん」
「俺もな、自分と同じくらいの歳やんか?」
「俺らの歳なったら再就職きかんって知ってる?」
(整形外科従業員)「そうですね、きかないですね…」
「わかる?」
(整形外科従業員)「あぁ…怖い」
とんでもない話です。自身のビジネスのために認可下りて決まってた保育園開設を潰し、
そのビジネスが思い通りにいかぬと暴行し、さらに議員の権力をひけらかし「仕事無くして路頭迷わしたるぞ!」と脅迫しているのである。
最も許せない類の政治家と言える。これが平然と維新の府議を続けているのである。
何が鶴見区民がナメられるだ。鶴見区に泥塗っているのは徳村さとる、お前ではないか。
自見発覚後…
この当時徳村は維新府議団で副幹事長の役職も持ち、元自民で同じく自民府議時代からの仲の松井一郎はお気に入りなのか、極めて甘い対応をする。
「大反省してお詫び行脚すべき」「本人は落ち込んでる」「傷害で訴えられてるのは同級生同士の揉め事なので本人同士しかわからない」
等々いい、結局半年の党員資格停止で、しばらくしたら戻ればいいということに。
記者からの処分が甘いのでは?との声にはこの対応。
医師診断書もありの上で国会を休んだに過ぎない上西小百合は除名処分になったり、人によって処分がまちまちの情実人事をやっているのでは?
党員資格停止など、維新の議員控室が使えないくらいのものでしかなく、大した話ではない。
そして徳村はしばらくして維新に復帰し、普通に維新の議員として活動を再開して今に至る。
そして復帰して維新が当てた徳村の役が酷い。
徳村を府議会で就けたけたのは教育常任委員会(保育所潰しなのに)
その次の年は健康福祉常任委員会(暴行事件なのに)
維新こそが府民を、そして鶴見区民をナメているのです。
MBSの報道などみんな見てない、知らない、またすぐに忘れると高を括っているのです。
バカにされた鶴見区民がどういう判断を下すのか、注視したい。