恥を知れ。大阪市図書館等をネーミングライツの愚策

大阪市の維新市政がまたもや思い付きだけの馬鹿丸出しの政策を言い出しました。ほんとうに有権者のみなさん、いいかげん真面目に今の大阪の政治チェックしてください。

 

 

 

図書館、スポーツセンター、プールなど軒並みネーミングライツ!

ネーミングライツ、よく野球場なんかで行われる、施設名をスポンサーに売り出す手法です。
これをなんと、大阪市の図書館などで行おうというのです。
大阪市立中央図書館が、辰巳商会中央図書館になるそうです。

 

 

市所有施設におけるネーミングライツパートナーを一斉に募集します
https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000448716.html

中央図書館のネーミングライツ優先交渉権者が決まりました
https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000474842.html

 

(クリックで拡大)

 

中央図書館は先行し、辰巳商会となり、「辰巳商会中央図書館」となる予定に。
それ以外の各図書館も公募。
さらには各区の区民ホール、プール、スポーツセンターなどなどもネーミングライツの対象という。
中央図書館は2年契約で200万円で、年間100万円とのこと。

 

 

 

年間100万円ごときではたしていいのか?

 

中央図書館のネーミングライツは年100万円とのことである。
たった100万円のために、こんな下品極まりないことをするというのか?
狂ってるとしか思えない。

そもそも中央図書館は大阪市の最も巨大な図書館で来館者も膨大。
100万円という価格はそもそも妥当なのか?
看板から各所の掲示から発行物からなにから全て表記を変えていかねばならないわけで、そのコストはどう考えているのだろうか?
そういった指摘は案の定ネットで噴出している。

 

 

市民混乱はプライスレス

名称変更に伴う行政コストだけでなく、それによる市民混乱もどう考えているのか?
図書館だけでなく、区民ホールから、プールだなんだとあらゆるものをネーミングライツで名前が変わるのである。
また、既に業者が上がってる中央図書館の例をあげると2年契約。すなわち2年ごとに名称が変更しつづけかねないわけです。
こんなもの市民メリットであるわけがない。
中央図書館ですら200万円。その他の施設はもっと安いのでしょう。
はした金のために、維新の「なんかやった」感アピールのためだけに、市民生活が不便になる。これがこの馬鹿げた施策なのです。

 

 

 

 

辰巳商会は維新の議員に献金してる業者

なぜか先行して中央図書館のネーミングライツに内定している辰巳商会というのは大阪湾あたりの港湾ビジネスの会社ですが、
この会社、維新議員に献金してますね。
だからどうかとは言いませんけどね。

 

井上英孝君を育てる会
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00201648/26ab0501.pdf

 

政治資金パーティーで、企業らからパーティー券経由で収入を得ている。
維新の毎度の「維新は企業・団体献金を受けていない!しがらみのない維新!」という情弱騙しがまたもやです。
維新は企業・団体献金をパーティー券経由にしているだけで、企業や団体から多くの金を得ています。

このあたりは、先の堺市長選挙で維新の永藤英機・現堺市長が「いろいろやりかたがある」と白状してしまっています。

 

「身を切る改革」の真実|「個人献金は合法、やり方はいくらでもある」|ファクトチェック堺
https://factchecksakai.net/?p=116

 

 

パーティー券経由の企業献金、実例

 

パーティー券経由の団体献金、実例

 

結局維新は企業献金受けてる政党なんですよ。
ここをいまだに騙されてるかたが多いのは困ったことです。