金曜日、新聞折り込みで維新の政治活動ビラが配布されました。
中に4つの「大阪は今、こんなに進化しました!」という項目があり、全てにおいてデマや誇大広告であるため緊急に検証いたします。
その中にこのようなグラフがあり、大阪が維新の成果で安全になったと自画自賛する内容です。
しかしこの内容は誇大広告です。
何故犯罪統計のうち「ひったくり」件数だけのグラフを用いて安全になった大阪を言っているのでしょうか?
その理由は、ひったくり以外の各種犯罪を見ると大阪の犯罪発生件数は、大阪は犯罪発生件数についてワースト2、人口当たりで換算するとワースト1でとても褒められた状況にないという実態があります。
殺人1位、すり2位…全国ワーストは大阪 「犯罪の県民性」
https://dot.asahi.com/wa/2018052300056.html
都道府県別にみると、東京が約12万5千件と最も多く、全国の約14%を占める。2番目は大阪で約10万7千件。ただ、人口10万人あたりに換算すると、大阪1208件、東京926件と順位が逆転する。犯罪が多発する大阪は、認知件数に占める検挙件数(検挙率)も21.8%と全国ワーストだった。
チラシでは「街頭犯罪」が減って大阪が安全になったかのように書かれているが、実際にはひったくりは激減したもののいまだワースト1であり
他にも「強盗」、「殺人」、「強制わいせつ」、「放火」といった凶悪犯罪で10万人あたり認知件数が全国ワーストとなっている。
このような大阪が続いているのに、ひったくりだけを取り出して維新の成果と誇るのはいかがなものでしょうか?
維新政治で「強盗」、「殺人」、「強制わいせつ」、「放火」といった凶悪犯罪で全国ワーストとも言えてしまいます。