大阪維新の今回の配布物の中には、彼らのタウンミーティングで盛んに喧伝する「維新政治で教育費8倍」というグラフがありますが
これはさんざん暴かれつくしたデマです。
それを物量でばらまいて市民を騙そうとしています。
「教育費8倍」のデマパネルをまた使う維新
http://oskweb.wpblog.jp/post-7962.html
教育予算が8倍になったのではなく、「政策的予算」、すなわち維新が新たに重点政策として設けた事業予算が増えたといってるだけで、教育予算全体はほぼ横ばいというのが真実。
全体予算がほぼ横ばいなら、むしろ削られているところもあるわけです。
彼らの政策的予算が増えてるのは彼らが何年も担って行政担っているのだから、毎年積みあがっていくは当然です。
しかしそれ以前の政権にだって別の教育施策はあるわけですから、同じく政策的予算は年を追うごとに積まれていってたはずで、当たり前の話をことさらに凄いことをしたかのように偽装しています。
前回のダブル選挙でもやっていた有名なデマですが、いまだにやっています。
さらに今回の発行物ではさらなる姑息な手を用いています
単位が「‰」(パーミル)…
この見慣れない単位記号は、パーミルといって、千分率、1/1000を示す単位です。
%は百分率で1/100ですが、それとは違った単位です。
つまり%と換算ならここで30%と勘違いしそうに書かれていることは「3%」ということです。
つまり「ほとんど横ばい」が真相なのです。
つまり、まとめるならば
・折れ線グラフの予算比率はパーミルで、実はほぼ横ばい
・棒グラフの子供・教育予算額は、あくまで「維新の政策的予算」のみを切り取った予算で、全体は横ばい。
…が実際のところなのです。
つまり過去もこのデマは続けており、「実は政策的予算でしかなく教育予算はほぼ横ばい」と指摘を受け続けていますので
それをごまかすためにパーミルなどという単位を持ち出し、あたかも横ばいでなく大幅増のように見せかけようと姑息な手段をとっているのです。
ぜひこの姑息な扇動を広くのかたに知らせてほしく思います。