松井一郎前知事、現在大阪市長候補が、自身の身勝手な辞職と入れ替えクロス選挙を演説で正当化しております。
松井一郎市長候補「なぜクロス(知事・市長入れ替え)にするのか。僕が知事のまま立候補すると、今年の11月にもう一度選挙しないといけない。吉村さんも。これを統一地方選挙と一緒にすることで15億削減できる。入れ替わっても僕と吉村さんは互いの業務を理解しているから何の問題もない」〜東成区 pic.twitter.com/CeJQqzJy0O
— news北東西南 (@news_ewsn) 2019年3月26日
なぜクロス(知事・市長入れ替え)にするのか。僕が知事のまま立候補すると、今年の11月にもう一度選挙しないといけない。吉村さんも。これを統一地方選挙と一緒にすることで15億削減できる。入れ替わっても僕と吉村さんは互いの業務を理解しているから何の問題もない
いや、そもそもの論理がおかしい。
現時点で既に大阪市長、知事共に大阪維新の会が抑えているのであって
現在彼らが抑えきれていないのは、議会過半数です。
現在都構想が維新の思い通りにいかないのは、議会の過半数を維新が得ていないからです。
この議会の議席配分とは二元代表制の民意であり「維新に好き勝手するな」という結果なのです。
今回そもそも統一地方選挙が行われるのですから、「民意を問う」のであれば、府議会・市議会選挙において都構想賛成派で過半数を取ればよいはずです。これが民意を得るということです。
全く知事市長が入れ替えてダブル選挙を行う論理が成り立っていない。
まったく道理の通らない出直しクロス選挙であり、
これはなにかと言えば、彼らの任期を有利な条件で引き延ばそうというエゴでしかありえません。
本来の日程であれば、任期満了までは半年の猶予があり、その間に相手陣営の準備も行う余裕がありえた。
今回彼らはギリギリまで引き延ばして対立候補の擁立妨害を狙いました。
これでは新人候補は圧倒的に準備時間も浸透時間も無く、不利です。
有名人にしても仕事調整がなかなかつきません。
議員も直前まで府議会市議会の最中で動けない。
なんとも卑劣な党利党略選挙です。
選挙とは有権者の判断を仰ぐ極めて重大なものです。それをこのようなことで歪ませることは本当に許せません。
●議員選と統一したほうがコストが安くなるという詭弁
これは後付けの言い訳です。
であるならば、1年や半年前から言うべき話で、議会同意を得て、そういう日程で今回行うとしなければ道理が通らない。
そもそもならば、前回のダブル選のときそうしていないのか?なぜ今回に限ってやるのか?
準備できないよう、ギリギリまで引き延ばして選挙に打って出ておいて何を言っているのやら。後付けの言い訳に過ぎない。
そんなことは前もって行政として予定してから言えという話です。
●市議、府議は出馬から逃げた!というネガティブキャンペーン
今回、小西ただかず府知事候補、柳本あきら大阪市長候補が火中の栗を拾うかたちで、圧倒的に不利な状況の中決意を持って出馬なされました。
しかしそこで同時に選挙が行われる、府議、市議に「逃げた!」とネガティブキャンペーンを維新の議員らが総出で行っているのは醜悪の極みです。特に花谷府議への中傷は醜悪を極めます。
松井知事、吉村市長が辞職選挙を正式表明したのは3月8日です。
しかし、大阪市議会は3月13日に閉会。大阪府議会は3月15日に閉会です
この議会は予算審議の真っ最中のとても重要な議会であり、予算案可決は閉会日です。
こんな状況で現職の市議府議が選挙準備できるわけがないのです。
大阪市長なら自らの区以外への知名度浸透、府知事ならさらなる広大な大阪府全体での浸透が必要です。
このような酷い引き延ばし策で相手陣営の準備をさせじとし、さらには「現職が知事、市長選に出ない」と落選運動のネガティブキャンペーンとはあまりにも酷い。
花谷府議に対しては、わざわざ巨大な似顔絵パネルを作ってまで中傷を繰り広げる、およそ公党の行いとは思えない醜悪ぶりです。
「聞きに行ったこともないくせに!」等と言う信者様が出てきますので、信者セミナー?信者の集い?の視察に行きました。(前回の住民投票前から何度か視察してます)
「天王寺の駅もハルカスもなくなりません」と松虫が意味不明でファンタジーな話をしてました。 pic.twitter.com/aeh6yQzld2— 帰ってきた ちりめんさん (@chirimen_jack) 2019年3月21日
前回の大阪ダブル選挙で維新の知事・市長が選ばれたことにより、自民党のこの方は、有権者の判断は「都構想か否か」この思いを尊重すると言っていたが結果はご覧の通り。だから知事・市長を任期途中で辞めてでも大阪都構想の再挑戦を決めた。
維新・松井代表の話。梅田ヨドバシカメラ前なう。 pic.twitter.com/eGGNh4Xxdi— K.Shigematsu (@shigemac) 2019年3月21日
政敵にはなにをやってもいいのでしょうか?
維新のこのような体質には違和感しか覚えません。
ここまで下劣な公党は初めて見ました。